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〜第5章〜
〜発覚〜

俺たちが依頼を終え、再び民宿『ヘレフ』に戻ったその日の夜・・・
俺とテリは、ライとシルが深い眠りに入った事を確認し民宿からこっそり抜け出しア
ノ森へ向かった・・・・ああいう事になるとは知らずに・・・

テ「ああ・・・上手な・・・フェア・・気持ちいいぞ〜」
俺たち2人は人目を忍んで愛し合っていた
フ「お前こそ・・はぁ〜・・・相変わらずキスの上手な奴だ・・・」
テリと俺との身長は大体30cm位あるが、彼が座っていればなんて事はない
テ「あぁ・・・そろそろ・・・いいか?」
そう言いながら、大きく体毛で覆われた手が、突然俺の敏感な所を触ってくる・・・
急なことで思わず喘ぎそうになった・・・が、その時1つの陰がこっちに近づいてくる
フ「ちょっと待った。何か来る!」
テ「んぁ?なんだよいきなり!!」
その陰は草木を掻き分け確実にこっちに来ていた・・・モンスターか?
その陰の主が俺たち2人の前に姿を現わした!
とっさに俺はそいつに対って手をかざした、その瞬間2人と奴の間に緑色の空気の層
ができた。
陰の主は立ち止まり・・・
?「な〜にヤってんだ?お前たちは?」
どうやらモンスターでは無いようだった・・・
フ、テ「だれだ!!お前は?」
ラ「誰って言われてもな〜・・・俺だよライだよ」
テ「なんでここにいるんだ!!?」
ラ「そ〜言われても・・・つーかフェア、このバリア止めてもらっていいかい?」
フ「ス・・・スマン」
そう言いながら俺はかざしていた手を引っ込めた。その瞬間、緑色の空気の層はスー
っと消えていった
ラ「サンキュー」
テ「んで?何でここに居るんだよ!?」
テリは少し怒り気味に話している・・・
ラ「いや・・・最近2人の様子が変だったから、今日こっそり後をつけて見たんだ」
フ「変だったか?」
ラ「変だったサ〜!この前有った、ラボックに行く時なんか・・・テリさんがフェアに抱きついている様に見えたし・・・」
やっぱり・・・そうだったか・・・今まで隠そうとしていたのが裏目に出たのかな・・・仕方ない正直に話すか…もう隠していても事態が悪化するだけだろうし・・・
フ「分かった・・・正直に話すから・・・」
テ「おい!話しても良いのか??」
テリはフェアの突拍子のない話しに驚いていた・・・
フ「いいんだ・・・実は、俺とテリは付き合ってるんだ・・・それでたまにこういう所で・・・その・・・愛し合っていたりしてる・・・」
しばらく3人は沈黙の時が流れた・・・しかしその沈黙を破ったのはテリだった。
テ「・・・まっ、そういうことだ・・・今日はもう帰ろうか!?」
フ「・・・・・そうだな、宿に戻ろう」
俺とテリは話しながら、宿に戻る支度をしていた・・・
ラ「ちょっと待てよ!テリさんたちの裸を見てたら・・・その・・・俺も発情してきたみたいなんだ〜」
そう言いながらライのモノは膨張していた
その長さはテリのモノより大きいのがズボンにシルエットとして浮かび上がっていた。
だが、テリの長さは俺の1,5倍くらいは有ったが太さはかなり有る・・・
一方ライの方は太さはテリほどではないものの、長さは俺の腕位は有った
テ「おい!なに言ってるんだ!?」
ラ「もうここ数ヵ月一人で慰めてたんだけど、最近はそれすらもご無沙汰なんで・・・それに前々からテリさん達と、一回ヤってみたかったし」
テ「・・・だとよ・・・どうする?フェア」
フ「ん〜・・・テリに任せる」 『馬獣人としては普通の大きさらしいが・・・』
俺はライの物に驚いていて、話しをあまり聞いていなかったが傍にいたテリの言葉に我を取り戻した。
テ「ま、こーいうもんは人数の多い方が気持ちいいらしーし。良いぞ!」
ラ「ありがとう!!」
テ「だけど、それは明日にしようかね」
ラ「え〜!マジ?なんで?」
さっきまで子供みたい喜んでいたライは、テリの一言で一気に凹んでいた・・・ライにとっては天国から地獄という感じだった・・・
テ「なんでって、途中で中断されたから今日はムリっぽいし・・・それに、もうすぐ夜明けだろ!」
たしかに、テリの言う通り空が少し明るくなっている。
フ「そうだな・・・今日はもう戻ったほうがいい・・・バレたらヤバイし」
ラ「h〜しょうがないな・・・でも明日は絶対だよ!」
ライは少しムクれてるが、俺たち3人宿に戻った・・・
今回は誰にも見つからずに部屋に戻れた。

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