見つけちゃいましたね(何)
サイトではあまりない(と思われる)『あとがき』なるものを作ってみました(笑)
ネットラジオ風に声にしようと思ったのですが、また別の機会に…
と言う事で文字ですヽ( ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄;)ノ
このストーリーを書き始めたのは…確か去年の今くらいの時期。完結までほぼ一年掛かりました。
当初の予定では夏位には終わってるハズだったのですが(・・;)
私生活でいろいろあり、書けなかったり書いて消したりトラブルで全部消えたり とありまして、ようやく完成しました。(殴
現時点で未完の小説もある訳ですが、刻の彼方(以下:刻)の方は『完全に作られた世界』としてではなく江戸時代篇の世界観はこの現実世界を参考にしている上、割と進めやすく他の小説よりも比較的原文(テキスト形式)に近い編集をした為、(蹴
初めて書く時代物だったのですが、出来るだけ現代の言葉遣いにしてみました。
江戸時代篇に出てくるもの(湯屋の料金や恋愛観などの時代背景)は出来るだけネットや図書館で調べたり。
ただ、今こうやって書きながらも少し当時の暮らしが書いてある本を読んでいるのですが…最初に調べた事と違う事が多少あったり(殴)
人物紹介
熊兵衛
元々は藤十郎の住んでいる城下町(徳谷)から少し離れた、名も無い農村出身。
幼少時代に父親を戦で亡くし、17歳の時に城下町にやって来た過去を持つ25歳。
職業の相撲…二人が出会った頃は『十両』と言う位に着いています。(其の一参照)
今は地上波のN○Kで中継の時に、大体14時50分〜15時50分迄の間で放送されているそうな…(中入り前 ってやつ)
見た目のモデルはツキノワグマ。
熊倉 優
熊兵衛の生まれ変わりであり、職業は調理師。
出身は地方で、料理の勉強の為に半ば家出同然で上京した22歳。
些細な事から路地裏に連れてこられ、金品を要求されている所を佐上 弦狼に助けてもらう。
恋人にかなり甘えるタイプの性格です。
葛西 藤十郎
彼の家は名家(其の五参照)であり、父は戦で敵の将軍と相打ちで死去。
父の意思を受け継ぎ、家名を守る運命だったのだが…
『江戸篇』が終わった後、弦狼が遭遇する過去の自分…
当初は博物館では無く『鬼人 葛西 藤十郎 人を殺めし其の姿、鬼の様な出立ちであった』と彫られた墓標(?)と対面する計画がありました。
藤十郎(見た目)のモデルはニホンオオカミ 年齢は24歳で熊兵衛より1歳年下。
佐上 弦狼
都内生まれの23歳。
葛西 藤十郎の生まれ変わりで、職業は永遠の謎(爆)
誰からも頼られるキャラ。
ただ…家事全般が苦手で、食事は殆ど外食やコンビニ弁当になる。
実は『その10』の後こんな話があったんです↓
暫くし、二人が落ち着くと、熊兵衛はある言葉を付け足した。
「実は、僕を死罪にさせたのは……弦狼…藤十郎様の一番近くに居た人…つまり、狼三郎って人と…僕を裁いた人が組んで…」
思わぬ言葉に藤十郎は目を丸くした。
「な…なんでそれが…」
「僕、取り調べをされてる時以外…全てが始まる前と後も見たんだ…宿みたいな所で、紙の帯に包まれた小判の束を二十本位渡す狼三郎と、それを嬉しそうに受け取る判事…『残りは全てが終わってから…』って狼三郎が言って…僕達が死んだ後、その言葉通り…」
熊兵衛の言っている事は紛れも無い事実だった。
二人を『無理矢理』離す方法…
共に生があれば、会おうとするだろう…
身分の低い熊兵衛が死せば、藤十郎は諦めるしかだろう…
彼は、町奉行 戌井に大量の貨幣を積み…過去に熊兵衛と揉め事があった『八助』を呼び出し、包丁で心臓を貫き絶命させる…
その遺体は、酔いつぶれた熊兵衛の横に置き、わざと近所に聞こえる位の声を出し、大喧嘩を『演じた』のであった。
死体の横に居た熊兵衛が疑われ…判決の時には、自分の側に取り込んだ戌井が思った通りの『死罪』判決を熊兵衛に下すのを待つだけだった。
狼三郎の行動は、全ては名家『葛西』の名を守る為にした事であったのだろう…
「僕…あの人の目を見てると…また僕たちに何かしそうで怖い…また藤十郎様と離れるのはイヤだ…」
「大丈夫だ…今の方が安心できる…もしもの時は俺が絶対に守り抜いてやる…」
藤十郎の胸の中で熊兵衛は「うん…ありがとう」と小声で呟いた。
↑と言う舞台裏。(?)
ちょっと江○川乱歩な気分で書いてました(違)
最後に
裏話やらいろいろと書きましたが、本編含め如何でしたでしょうか?(笑)
まだまだ未熟なのですが、読んで頂いて嬉しい限りです。
これからも他の物語と共によろしくおねがいします♪
2007年11月09日 熊山圭太